介護付き有料老人ホーム如月
第6回
運営推進会議(地域ケア会議)について(議事録)

【 開催日 】

2026年  3月24日(火)

【 施設名 】

介護付き有料老人ホーム如月

【 時  間 】

15:00  ~16:00

【 記入者 】
原田 明(管理者)

【場所】☑当事業所

(如月2階多目的室兼相談室)

2025年度 6回目(年6回以上)

【参加者】

T様(利用者の家人)、S様(利用者)、谷様(米子市淀江地域包括支援センター)、M様(地域の代表者)原田明(如月管理者)賀本(法人代表者兼専門的な知見を有する者)

【オブザーバー参加:弊社他事業所職員】

なし

【欠席者】

福田様(米子市長寿社会課)




施設運営状況

施設内イベントと活動状況の報告

- 3月15日に「ひな祭り」イベントを実施。クイズやビンゴ大会などの出し物で毎月季節行事を継続。

- 毎月、季節に沿った企画を実施し、入居者が楽しめる場を提供。

結論:

- 季節イベントの継続運用を確認。

ポータブルトイレ廃止と衛生・生活の質向上

- 2023年4月より居室のポータブルトイレを廃止し、共用トイレの利用へ移行。

- 目的: 臭気・感染リスク低減、清掃負担軽減、居室の清潔・快適性向上。

- 方針: ポータブルに座れる方は水洗トイレに誘導し、ウォシュレットで衛生確保。

結論:

- 廃止方針を継続し、効果を確認済み。

見守り支援システム「眠りスキャン」導入と運用

- ベッド下センサーにより睡眠状態・呼吸・心拍・起き上がり等を非接触で把握。

- 夜間巡視の負担軽減、安眠の確保、データ記録のクラウド保存と分析が可能。

- 排泄パターンをデータで把握し、科学的根拠に基づく声かけや誘導を実施。

- 補助金(県・米子市)を活用して導入。電子音の多用センサーは廃止。

結論:

- データ活用により業務効率化と入居者の安眠・安心に寄与。

入居・介護度等の現況

- 3月24日時点で29床は満床。

- 平均介護度は3.5で比較的高め。

研修状況(コンプライアンス、虐待防止、5S等)

- 3月12日にコンプライアンス会議を実施。

- 虐待防止は「チェックリスト」による言葉遣い・プライバシー配慮などの自己点検を実施。

- 「ゼロ」件は隠蔽リスクもあるため、気づきを促す文化を重視。

- 5S活動(整理整頓・清掃)で転倒・事故防止につなげる取り組みを継続。

結論:

- 公的研修+自社研修を計画的に実施し、予防的文化を醸成。

ヒヤリハット事例:高額現金の持ち込み発見

- 入居者の古いカバンから現金約12万円を発見。施設規定では現金持ち込み不可。

- 再発防止: 契約時の説明徹底、毎月1日に入居者のバッグ等の定期確認を実施し、貴重品は家族へ管理依頼。

- 施設特性上、出入りが多く紛失・盗難リスクあり。職員の不正防止環境整備にも注力。

結論:

- 定期的な持ち物確認と家族管理の徹底を決定。

意見交換

地域包括支援センターからの依頼:認知症サポーター養成講座

- 米子市委託の地域包括支援センターより、施設内で1~1.5時間の認知症サポーター養成講座実施を依頼。

- オレンジリング配布、認知症の基礎と対応、地域での見守り行動などを学ぶ内容。

- 5名程度から出張開催可能。名刺交換・連絡の上で調整。

結論:

- 来年度の講座開催検討を前向きに確認。

その他の意見交換

- 眠りスキャンによる安否確認の質向上(無理に起こさない、データで状況把握)。

- タブレット記録・機器導入で家族の安心と職員の働きやすさを両立。

- 人手不足への対応として機械化の重要性を共有。

開催頻度と次回案内

- 年6回の開催義務。今期は6月から開始し年度末に複数回実施。

- 次年度は4月に第1回、その後偶数月開催予定。









介護付き有料老人ホーム如月

第5回
運営推進会議(地域ケア会議)について(議事録)


【 開催日 】

2026年  2月24日(火)

【 施設名 】

介護付き有料老人ホーム如月

【 時  間 】

15:00  ~16:00

【 記入者 】

原田明

 

【場所】☑当事業所

(如月2階多目的室兼相談室)

2025年度 5回目(年6回以上)

【参加者】

K様(利用者の家人)、K様(利用者)、谷様(米子市淀江地域包括支援センター)、福田様(米子市長寿社会課)

M様(地域の代表者)原田明(如月管理者)賀本(法人代表者兼専門的な知見を有する者)

【オブザーバー参加:弊社他事業所職員】

なし

【欠席者】

K様(利用者)午睡延長のため 

 

会議の目的と進行

  - 施設の様子報告、直近の取り組み共有、意見交換の場として運営推進会議・地域ケア会議を開催

  - 司会進行は施設法人代表の賀本が担当

  - 参加者自己紹介(施設管理者「原田」、地域代表、米子市長寿社会課「福田」、ご家族代表「金坂」、所在地域包括支援センター「谷」)

  - 本人参加予定の利用者は体調により欠席、会議は継続

  - 第5回運営推進会議を終了、議事録はメール送付し、ホームページ「ノーブルライフ」に掲載(検索上位表示)

  - 本年度は年6回で翌月も開催、次年度は隔月開催。家族代表は持ち回りで招集

  - 結論: 予定通り進行し、会議運用・情報公開体制を継続

行事・レクリエーション(「晴れの日」活動)

  - 季節行事(クリスマス会、節分など)を「晴れの日」として月1回程度実施

  - 個別誕生日会を実施し、カード作成・配布

  - 通常の機能訓練・リハビリとは別枠で実施

  - 結論: 継続実施

入居状況・平均介護度・入退去

  - 2026年2月24日時点で入居29名(満床)、平均介護度3.47〜3.5超(比較的高め)

  - 満室が継続し問い合わせ増加、待機申し込みは7〜8名程度(10人未満)

  - 高齢・高介護度のため入院・逝去等による入れ替わりが多い

  - 結論: 高需要・高介護度の状態が継続。変動が大きく、待機者への案内・タイミング調整が重要

ポータブルトイレ廃止の取り組みと成果(重点取り組み項目)

  - 今年度からベッド脇のポータブルトイレを撤去し、トイレ誘導へ移行

  - 個々の排泄パターンを把握し時間帯別一覧(29名分)で共有、決まった時間帯の声かけで混雑回避・スムーズ誘導

  - ナースコールやセンサーの常時鳴動を抑え、業務負荷平準化・職員メンタル負担軽減に寄与。衛生面・臭気対策・利用者快適性も向上

  - 夜勤中のコール減少で休憩確保(待機扱い是正、労基署対応観点)。朝の洗浄作業負担(例: 20台洗い)がゼロに

  - 法人4施設中、当該「如月」は特に良好に運用(2時間確保)

  - 運用状況は概ね良好で失禁なくトイレ排泄ができているとの説明。未達施設への全社展開に向け、詳細運用の共有が課題

  - 結論: 当該施設では定着。全施設標準化を引き続き推進

排泄支援の声かけ・時間帯調整

  - 時間割運用で誘導し、鳴動抑制と現場安定、衛生・尊厳配慮に効果

  - 結論: 運用は機能しており継続

転倒予防(薬剤・用具・環境)

  - 睡眠薬などのふらつきリスクを医師と連携し徹底見直し、難治の場合は認知症対応の精神科病院と連携し入院対応

  - 介護用シューズは専門家が採寸・選定し、履き方(かかと踏み等)是正。夜間の車椅子・歩行器配置を標示して自立支援と安全性両立

  - 事故・ヒヤリハット2件(2月):手すりへの物品置き込みによる転倒リスク→専用棚新設で是正、車椅子からのふらつき転倒→委員会で再発防止策を添削

  - 結論: 医療・用具・環境の多面的介入で転倒リスク低減を進展。背景要因特定と是正策を共有継続

 

質疑応答意見交換

入居者間トラブルの実例と対応(過去の事例紹介)

  - 認知症による徘徊・部屋誤侵入が一般的。暴力未遂(振りかぶり空振り)、大声などの小規模トラブルは発生

  - 生活保護受給者が睡眠薬を多量受診し1錠500円で他入居者へ販売、エアガンのようなおもちゃを示して金銭を借りる問題行動の報告

  - 性的ハラスメント・パワハラの大事案は現時点未発生

  - 対応策: 部屋位置の調整、元気な入居者への事情説明と協力依頼

  - 結論: 重大ハラスメント事案は未発生だが軽微なトラブルは継続的に発生し、環境調整と周知で対応中。当該施設の最近事例報告はなし

事故・ハラスメント発生時の社内報告体制と労働安全

  - 全件を管理者経由で法人に上げ、法人全体で対応する方針。介護職員が単独で抱え込まない運用を強調

  - 医療連携により投薬調整・入院などで再発・重篤化を防止

  - 労基署視点では安全配慮義務違反が問われる可能性があり、職員を危険に晒さない体制が必要

  - 介護現場の善意でも訴訟・刑事事件化のリスク(例: おやつ誤嚥で業務上過失致死・逮捕)

  - 結論: エスカレーションの一本化と医療連携、法令遵守のバランスでリスクを抑制

身寄りのない方等の受け入れ課題(金銭管理・連絡不可問題)と地域支援

  - 連絡不可の親族がいる、または実質身寄りなしの入居希望が増加。受け入れは「要相談」

  - 施設の貴重品・少額現金管理に実務課題(日用品購入等)。松江市ガイドライン例(耐火金庫・出納係)は実装負荷が高い

  - 米子市は社協連携のサポート体制の動きあり。既存の個人ボランティア的支援は持続性・契約不備・信頼性に課題

  - 「健康を守る会」等の地域団体への依頼事例、サポート事業の実験的運用(在宅細務代行・保険手続・おむつ注文等)を開始

  - 結論: 課題として認識し、行政・社協連携の枠組み活用を検討。制度化された支援スキーム整備が必要で現在は試行段階

研修体制と運営サイクル

周知徹底の流れ

  - 第一委員会(役員・専門職):事故/虐待防止など事例検討

  - 第二委員会(役員+各施設管理者、月2回):結論を各事業所へ展開

  - 業務早分かり表の運用:夜間動線・対応、利用者の排泄パターン/コール傾向の可視化・共有

  - 毎月の虐待防止研修を継続。認知症理解研修、ハラスメント研修(パワハラ基準確認、相談窓口の公正運用、カスハラ対応:複数名対応・法人対応)

  - 結論: 研修は継続的に実施・改善

人材不足と採用の課題(国内外)

人材確保の質問

  - 全業界で人手不足、介護も例外でなく給与反映が乏しい事業所は採用難

  - 外国人介護人材は事業所番号新規取得後3年間採用不可など参入ハードルが高い。N4日本語・研修・手続に時間を要し、他国は障壁が低い

  - 中国人応募はほぼゼロ。日本の手続煩雑さが敬遠理由の一つ

  - 対応策: 休暇・賃金・研修・会社による保護で「選ばれる職場」を志向

  - 結論: 国内外の採用難は継続見込み。条件整備と制度理解が鍵

事業継続性と財務透明性

事業の継続性

  - 介護申請に財務諸表のアップロードが義務化(書式未統一)

  - 事業の持続可能性(人・財務)を国・利用者が確認する流れ

  - 地元事例: 「デイサービスふくよね」(米子市西福原)が2月に破産申請

  - 結論: 事業継続性の開示と内部強化を継続







介護付き有料老人ホーム如月
第4回
運営推進会議(地域ケア会議)について(議事録)


【 開催日 】

2025年  12月23日(火)

【 施設名 】

介護付き有料老人ホーム如月

【 時  間 】

15:00  ~15:30

【 記入者 】

原田明 

【場所】☑当事業所

(如月2階多目的室兼相談室)

2025年度 4回目(年6回以上)

【参加者】

M様(利用者の家人)・M様(利用者)
M様(地域代表者)
米子市淀江地域包括支援センター
原田明(如月管理者)
賀本(法人代表者兼専門的な知見を有する者)

【オブザーバー参加:弊社他事業所職員】

なし

【欠席者】

米子市長寿社会課


【検討項目】

【活動状況の報告】

現在行っている取り組みについて

ケアの質向上と業務改善の取り組み

介護保険の種類変更とケアの見直し

- 今年の4月から、当施設の介護保険の種類が「介護付き」老人ホームに変更されたことを受け、施設全体および会社全体でケアの方法を見直している。

ポータブルトイレの撤廃とセンサーマットの代替

- ケア見直しの一環として、ポータブルトイレの撤廃に取り組んだ。利用者のトイレのタイミングを洗い出し、職員が水洗トイレへ案内することで、当初10個あったポータブルトイレをゼロにした。これにより、部屋の排泄臭や汚物の問題が解消され、撤廃後も失禁等の問題は発生していない。

- 足元のセンサーマットも使用せず、代わりにベッド下に設置した「眠りスキャン」で利用者の心拍数や脈拍数から安眠状況を把握している。

眠りスキャン導入による夜間ケアの改善

- 補助金を利用して導入した「眠りスキャン」により、夜間に電子音が鳴り響く状況がなくなり、夜勤職員の負担が軽減された。

- 音に頼らず、利用者の行動パターンを分析し、必要な時に声かけや誘導を行うアプローチに変更。職員の確保にもつながり、安全上の大きな問題なく運用できている。

 

【会議時点における入居状況及び平均介護度】

如月の入居・問い合わせ状況

- 入居状況: 定員29床に対し29名が入居中で満床。平均介護度は3.35。

- 問い合わせ状況: 病院からの退院先探しの急ぎの相談が多く、米子市内だけでなく西部圏域の広範囲から寄せられている。

 

【研修の状況】

職員研修の状況と内容 (11月~12月)

- 毎週火曜日の役員会で決定された研修内容が、全職員に周知される体制が取られている。

- コンプライアンス・業務改善: 年末賞与、新しい業務手順(おむつ発注、服薬介助など)について説明。また、清掃手順の確認や、昨年度4施設で約100万円発生した洗濯費用の請求漏れ対策としてチェック体制を強化するよう指導した。

- 感染症対策: 職員家族の感染症罹患時の報告ルールを徹底。ノロウイルス対策の実技研修も実施。

- その他: 外国人実習生の業務範囲の明確化、利用者のADL低下防止のための日中活動強化、夜勤体制のルール策定など、多岐にわたる研修が行われた。

虐待防止と身体拘束適正化の取り組み

- 虐待防止: 暴言や雑な介護といった「虐待の芽」を早期発見するため、無記名アンケートを毎月実施。如月では「トイレ誘導ルールが守られていない」との報告を受け、マニュアル遵守を再徹底した。

- 身体拘束適正化: 「転倒防止のため」といった理由で安易に行われがちな行動(立ち上がりにくくする、柵で囲う等)が身体拘束にあたることを再認識させ、見直しを指導した。

 

【事故報告、ヒヤリハット状況報告】

事故報告(転倒および急逝)

- 発生日時: 12月18日

- 経緯: 午前5時頃、夜勤職員が廊下で座り込んでいる利用者を発見。経過観察後、午前6時35分に再度廊下で横たわっているのを発見し、「頭が痛い」との訴えを受け医師に連絡。その後容態が悪化し、10時40分に救急搬送されたが、18時37分に病院で急逝された。

- 対応と課題: 職員はマニュアルに沿って対応した。死亡原因は転倒と直接関係ないとの病院見解だが、会社として協力医療機関との緊急時連絡方法を再協議する必要性を検討。全職員に対し、軽微な転倒でも必ず報告するよう再度指示した。

ヒヤリハット報告

- 報告書が分かりやすく評価された。積極的な報告が事故防止につながるため、継続が確認された。

- 当施設は介護度が重い利用者が多く歩行可能な方が少ないため、他施設に比べ転倒関連のヒヤリハット報告は少ない傾向にあると分析された。

 

【会議の出席者からの評価「意見聴取」】

食事提供スタッフと利用者との関わり

- キッチンスタッフから、利用者の状態(なぜ特定の食事が必要か)を理解できないまま作業しているとの問題提起があった。

- 会社側は、直接的な身体介助を行わないスタッフへの研修は離職リスクから必須としていないが、意欲のあるスタッフには学習機会を検討する方針を示した。

- 食事形態や高カロリー栄養食の添付は医師の指示に基づくものであり、食べられずに戻ってくるケースについても、栄養摂取のために必要であると説明された。

 

運営推進会議について

- 行事報告: 外部委員より、誕生会などの行事報告があれば施設の様子が分かりやすいとの提案があった。今後は会議内で報告する方向で検討する。

 

連絡事項

- 開催頻度: 法律で定められた年6回の開催のため、年度末(2月、3月)は毎月開催の可能性がある。参加者には別途案内予定。

📅 次の段取り

-  協力医療機関と緊急時の連絡方法について再協議を検討する。

-  全職員に対し、事故報告マニュアルの遵守を再度徹底する。

-  2月と3月に運営推進会議を開催するための案内を送付する。

-  次回の運営推進会議で、施設の行事について報告する。

-  前向きな姿勢を持つ非直接介護スタッフ向けの研修機会を検討する。




介護付き有料老人ホーム如月
第3回
運営推進会議(地域ケア会議)について(議事録)

【 開催日 】

2025年  10月28日(火)

【 施設名 】

介護付き有料老人ホーム如月

【 時  間 】

15:00  ~15:30

【 記入者 】

原田明 

【場所】☑当事業所

(如月2階多目的室兼相談室)

2025年度 3回目(年6回以上)

【参加者】

H様(利用者の家人)・H様(利用者)
米子市長寿社会課
原田明(如月管理者)
賀本(法人代表者兼専門的な知見を有する者)

【オブザーバー参加:弊社他事業所職員】

なし

【欠席者】

F様(地域代表者) 
米子市淀江地域包括支援センター

 



概要

地域密着型サービスへの移行後の取り組み状況
安全・虐待防止・業務改善の研修報告
家族連携と保険外業務の課題、地域資源周知
議事録の配布・公開方針が整理されている。
主な論点は、

  • ポータブルトイレと足元センサーの廃止による負担軽減
  • 家族による洗濯物回収協力
  • 誤嚥・窒息予防と救命研修
  • 虐待防止の「虐待の目」運用
  • ヒヤリハット共有
  • 保険外依頼の増加による介護本来業務への影響
  • 緊急時対応と管理者体制の課題
  • 入浴介助の人員制約
  • 市の施策周知
  • 議事録

の取り扱いである。

主な議題
  • ポータブルトイレ廃止の取り組みと成果

施設内の簡易便器(ポータブルトイレ)利用をゼロ化。導入当初は7~8人が使用していたが段階的に削減し現在はゼロ人。医師の特別指示がない限り、定時誘導・声掛けで排泄支援し、水洗トイレ利用を基本とする。廃止後も部屋での失禁発生なし。利用者のADL維持に資するため継続。

  • 足元センサー(離床センサー)廃止の取り組み

夜間の連続鳴動による職員疲弊・利用者安眠阻害のため撤去しゼロで対応。地域密着型への種別変更に伴い、市補助金で眠りスキャンを導入。睡眠・呼吸・脈拍、長時間起床等を検知し必要時対応。過度な即時反応を避け、実態に即したタイミングで介助し負担を軽減。

  • 家族による洗濯物回収の協力依頼

家族が1週間に1回または10日に1度程度で来訪し面会とともに洗濯物回収を依頼。家族来訪減少、保険外業務担当者の高齢化を背景に持続可能性確保のため協力を求める。洗濯サービスは現行を維持しながら、対応可能範囲で家人へ協力依頼。身寄りなし・交通手段なし等の事情には施設が継続対応。

  • 入居状況と介護度の現況

29床満床。平均介護度3.33。要介護3~4が中心で重めの介護度層が多い。特養等が中心となる層に近い旨を家族へ説明し理解を求めた。

  • 採用・職場環境改善(5S・情報共有)の取り組み

採用関連(職責変更、退職希望、配置替え等)を研修で共有。介護職の応募が大幅減少しており地域の力も借りて運営。5Sの徹底を継続。居室・バックヤードの整理整頓でヒヤリハット(パッド袋でのつまずき、靴の置き場未徹底、車椅子位置不適切等)を防止。生活の場特有のイレギュラーが多いため報・連・相の徹底を周知。他施設事例(家族の食事持参希望等)も情報共有対象。

  • 誤嚥・窒息と提供食に関するリスク管理

施設提供食以外の持ち込みは事故時に保険適用外・司法リスクの可能性。医師の特別指示がない限り嗜好品への置き換え不可と説明が必要。これを踏まえた研修を実施し、利用者・家族への十分な説明の重要性を共有。

  • 食事提供・衛生管理と救命対応の研修

食事提供時間の再徹底、寒冷期に向けた食中毒・感染症予防策を確認。誤嚥・窒息予防ポイントの実演、タッピング・ハイムリック法の実技研修を実施。

  • 虐待防止研修とコミュニケーション改善

月次で虐待防止研修を継続。声かけ表現の言い換え(「ダメ」ではなく「どうされました」等)を共有し、焦りや大声化の課題を振り返り。「虐待の目」チェック(無記名、A=自分がしてしまった、B=職場で見聞き)を継続。コメント指摘は拾い上げて確認する運用。

  • 「虐待の目」データの推移と現場マネジメント

年単位で収集。数値は低いほど望ましいが無関心による形骸化や職員入れ替わりで乱高下する傾向。当該施設では概ね5以下で推移も、夏場にBが6へ上昇。職員出入りの影響が示唆され、管理者の現場声かけ(困りごとの早期把握、相談促進)を継続依頼。小さな兆候(暴言・素行の変化等)を軽視せず、燃え尽き・精神的不調の早期段階で介入する重要性を共有。

  • ヒヤリハット・事故防止の共有と是正

他施設のヒヤリハットを収集・検証し展開。事例にベッド横転倒・座り込み、配薬ミス(松江)。当該施設は前回運営推進会議以降、現時点で報告可能なヒヤリハット・事故なし。

  • 洗濯業務の請求漏れ対策

家族持ち帰り運用の中で洗濯機使用代の請求漏れ(記入漏れ)が発生。様式見直しと手順マニュアル再確認を実施し、適正請求を徹底。

  • 爪切り対応に関する家族からのフィードバック

事例共有:爪切り後に痛み訴え(深爪の可能性)。管理者・看護職員がヤスリ仕上げ等で再実施し痛み解消。足爪は伸びやすく靴下着用で気づきにくいため、生爪剥離・皮膚損傷予防の観点で継続確認・適切ケアを要望。現場は迅速連携(介護士→管理者→保健師)で是正。

  • 研修の頻度と法令対応

虐待防止、ヒヤリ・事故防止、業務改善は毎月実施(法令上の定めあり)。先月以降も当該内容を中心に研修・協議を継続。

  • 意見交換等

 

  1. 職員・利用者を大切にする取り組みの評価
  2. 職員の状況分析、探索・フォロー等の新しい取り組みが高評価。継続的な経過共有の要望と今後も情報提供を受けたい意向。
  3. 高齢者向け一人暮らし安心ガイドの配布と活用。高齢者に有用な相談先等を記載した冊子を配布。部数に限りがあり、必要時はコピー・在庫から追加配布。長寿社会課も在庫の管理があり全員配布は困難で希望者対応の方針。
  4. 介護現場の保険外業務の増加と影響
  5. 家族からの保険外サービス依頼(受診付き添い、洗濯、日用品購入、おやつ対応等)が多く、介護本来業務に支障。レクリエーション・機能訓練への人員投入や入浴時の丁寧な対応が難しくなり負荷増大。人員基準はあるが、家族要望の半数以上が保険外依頼に及ぶ事例もあり、現場が振り回される実態。
  6. 緊急対応と管理者体制の課題。契約上は家人対応原則。緊急時対応する場合に家族と連絡が取れないことがあり、夜間救急対応で管理者が朝まで病院付き添いとなるケース。夜間呼び出しが女性管理者不在の一因との指摘があり、能力ある女性職員の登用に夜間負担が障壁。
  7. 入浴介助の人員・頻度の制約。本来は2人対応が望ましいが雑務多く1人で毎日10人ちょっとを入浴介助。望ましい頻度は週3~4回だが法令最低ラインの週2回を回すのが精一杯。
  8. 家族への啓発と地域連携の重要性。介護職を「召使い・使用人」のように扱う意識では継続困難。保険外雑務への過度な依頼を控え、必要時は家族協力が不可欠。法律で網羅しきれないグレー領域もあり、地域密着型サービスとして関係者協力で良い施設を作る方針。
  • 市の取り組みと周知課題

米子市の多岐にわたる施策(例:免許返納関連等)への言及。介護以外の情報も含め市民への周知が課題。「知らなかった」という声が多く、手法だけでは周知が難しいため効果的な伝え方が必要との認識。

  • 議事録の取り扱い

会議取りまとめは議事録として配布し会社(ノーブルライフ)ホームページにも掲載し振り返り可能とする。個人名はマスキング。会題に退職者名が含まれるため該当資料は回収し、議事録は後日配布(米子市・地域包括へメール送付)予定。

未解決事項・リスク
  1. 地域包括支援センター(米子市淀江町)担当者と地域代表(地権者)の欠席が続き、地域連携の議論・合意形成が不足するリスク。
  2. 人材確保の困難(介護職員だけではなく保険外サービス職員(洗濯や居室清掃等))介護職応募減少、洗濯等保険外業務担当の高齢化が進行。持続的運営のための人材確保策が不足。
  3. 家族協力の不安定さ。洗濯物回収の家族協力が途絶えるケースがあり、協力継続性が不透明で運営負荷が再度施設側に偏る可能性。
  4. 「虐待の目」指標の乱高下。無関心化や職員出入りに伴う乱高下の可能性が残存。チームワーク不全のリスク。コミュニケーション・ケア手順逸脱のリスク。職員の出入りが続く期間は声かけ不適切や配薬ミス等のリスクが高まる。
  5. 爪ケア要望の定期化基準不明確。家族要望への頻度・基準が不明確で対応のばらつきが生じる恐れ。
  6. 保険外業務の範囲と優先順位の不明確さ。介護本来業務への影響が継続するリスク。緊急時家族連絡不通への対応未整理。
  7. 夜間救急対応の負担が管理者体制(特に女性職員の登用)に影響。
  8. 入浴介助の人員不足による安全性・品質低下。1人で毎日10人ちょっと対応、頻度が週2回に留まる状況。
  9. 米子市施策の周知不足。必要な支援制度の利用が進まない恐れ。
アクションアイテム
  • 研修後に一般職員・パート職員へ資料を配布し、採用・5S・報連相の方針を周知する
  • 家族・利用者への持ち込み食品に関する説明を徹底(医師指示がない限り提供不可の方針を明確化)
  • 管理者による現場職員への定期的な声かけを継続(困りごとの早期把握と相談促進)
  • 爪ケアの手順徹底(深爪防止、ヤスリ仕上げ、足爪の定期確認を含む)を現場に再周知
  • 洗濯機使用代の様式改定と手順マニュアルの再確認を完了し、請求漏れ防止を運用に反映
  • 高齢者向け一人暮らし安心ガイドの追加配布希望に対応(コピー・在庫から提供)
  • 会議議事録を作成し配布、ノーブルライフのホームページへ掲載
  • 議事録の個人名箇所のマスキング処理を実施
  • 会題資料(退職者名含む)の回収
  • 議事録の配布連絡(米子市・地域包括へはメール送付)

 



介護付き有料老人ホーム如月
第2回
運営推進会議(地域ケア会議)について(議事録)

【 開催日 】

2025年  8月26
日(火)

【 施設名 】

介護付き有料老人ホーム如月

【 時  間 】

15:00  ~15:30

【 記入者 】

原田明

 

【場所】☑当事業所

(如月2階多目的室兼相談室)

2025年度 2回目(年6回以上)

【参加者】

T様(米子市淀江地域包括支援センター)
T様(利用者の家人)・S様(利用者)
原田明(如月管理者)
賀本(法人代表者兼専門的な知見を有する者)

【オブザーバー参加:弊社他事業所職員】
なし

【欠席者】

F様(地域代表者) 

米子市長寿社会課



会議: 介護施設運営推進会議 - 入居状況・事故防止・感染症対策

## 介護施設運営推進会議 第2回 議事録要約

### 入居状況・介護度

- 入居者数:29名(満床)

- 平均介護度:3.45(比較的高めで推移)

 

### 研修・会議の実施状況

- 月4回の主要研修を実施

  - コンプライアンス会議および研修(第1週に実施され、今月の内容として展開)

  - リーダー研修(週替わりで実施)

  - 相談員研修(週替わりで実施)

  - 管理者会議

- 研修内容は連絡事項や研修計画に基づき、感染症対策、事故防止、資質向上など多岐にわたる

- 8月研修では、動画研修としてレジオネラ菌対策の資料を使用

 

### ヒヤリハット・事故防止

- ヒヤリハット事例の書類作成・添削を実施し、インシデントの減少を目指す

  - 職員の国語力向上を目指し、第三者が見ても状況が明確にわかるような記述方法を指導

  - 添削はグループラインで共有され、毎週火曜日に本社で開かれる事故防止委員会で検討

  - 添削後、第二委員会で再検討し最終決定

 

### 5S活動(整理・整頓・清掃・清潔・しつけ)

- 事故防止の観点から5S活動を推進(特に整理・整頓・清掃に注力)

- 進捗が遅い現状を踏まえ、「気がついたところをやる」ではなく、やるべき箇所を細かく決定し実施

- 7月の5S活動結果を確認し、気になる点も確認しながら進めている

 

### 虐待防止対策

- 虐待防止のための対策を検討する委員会を設置し、厚生労働省のフォーマットに基づくチェックリストを毎月実施

  - 利用者への接し方(例:友達感覚での接触)、職場の雰囲気、勤怠の乱れ(例:遅刻、欠勤、早退)、悪口など、虐待につながる小さな兆候を確認

  - 職員の出入りや職場の安定度によって数値が変動する傾向があり、ゼロは不自然と認識

  - 管理者・リーダー・相談員が職員に「困っていることはないか」と声掛けを徹底

  - 他施設でも同様に実施されており、このチェックリストは職員が「自分はしている」と「職場で見聞きしたことがある」の両方を回答する形式

 

### 資質向上・ロールプレイ

- 相談員・リーダー向けに名刺交換の正確な手順をロールプレイで研修

- 動画研修として、レジオネラ菌対策、ダブルマトリックス、PIPAの法則などを実施

 

### 感染症対策

- コロナ感染スタッフ:昨日2名、今日1名が確認された

- 利用者への感染は現時点なし

- 発症日をゼロ日として5日間+24時間、または解熱後2日間の休暇を会社規定とする

- コロナが5類感染症に移行したため法的制限はないが、BCP対策本部が症状の治まり具合を見て対応を判断

- 症状は軽度(熱なし、鼻水、喉の違和感、倦怠感)で、重症化は少ない

- 地域全体でコロナ感染が流行傾向にあるが、当施設では大規模な集団感染には至っていない

 

### 事故・事例報告

- 施設からの離設事例:同一利用者が3回連続で居室の窓から外出、警察・地域の保護を受ける事態が発生

- 事前に火災報知器を鳴らすなどの不穏な行動が見られた

- 居室の窓からの外出は、法律上・行政上の見解が異なり、対策が困難な現状がある

- 当施設は有料老人ホームであり、集団生活が可能な方を対象としているため、暴力や暴言、マンツーマンでの対応が難しいと判断

- 主治医とも相談の上、対応困難として当該利用者は米子病院へ入院となった

- 誤薬事例:他利用者の薬を誤って服用させる事象が発生

- 米子市の長寿社会課からの指摘もあり、マニュアル・手順の周知徹底不足が原因と判明

- ダブルチェック・手順の再確認を管理者中心に実施し、再発防止に努めている

 

### 認知症・事前登録・QRコード活用

- 米子市推奨の認知症の事前登録制度は当施設では未導入

- 事前登録は費用がかからず、警察との連携により早期発見につながる可能性があり、過去には行方不明者の死亡事例もあったため推奨される

- QRコードを服や杖に貼付し、早期発見・連絡体制を強化可能

- QRコードをかざすことで利用者情報(住所、家族連絡先)が表示され、当施設入居者であることも判別可能

- これら米子市の制度は市民への認知度向上が課題であり、普及のための発信が必要

- 両制度とも全員登録が推奨される

 

### 職員のストレスチェック・コミュニケーション

- ストレスチェックは未実施

- 毎月の虐待防止チェックリストが、コミュニケーションの取りやすさや相談のしやすさなど、ストレスチェックと同様の役割も果たしている

- チェックリストには「自分はしている」と「職場で見聞きしたことがある」の項目があり、職員が直接相談しにくい場合でも問題点を把握できる

- 誰にも知られずに連絡できる相談窓口の存在も示唆された

 

### その他

- 会議内容は議事録として包括支援センター、文書で配布され、ホームページにも掲載される

- 資料の一部(個人名入り)は回収

- 事故・ヒヤリハット事例はグループラインで共有され、リーダーによる添削後、本社での事故防止委員会(第一委員会、第二委員会)で検討・決定される流れがある

- コロナ感染は地域でも流行傾向にあるが、重症化は少ない状況

 

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## 📅 次回対応事項

- [ ] ヒヤリハット事例の記述方法指導・添削の継続と、インシデント減少への取り組み

- [ ] 事故防止委員会での事例検討・決定の継続

- [ ] 5S活動の実施箇所の細分化と推進、気になる点の確認

- [ ] 虐待防止チェックリストの毎月実施・職員への声掛け徹底、およびその内容の活用

- [ ] 資質向上研修(名刺交換ロールプレイ等)の継続

- [ ] コロナ感染スタッフの経過観察・BCP対策本部による対応の継続

- [ ] 誤薬防止のためのダブルチェック・手順周知徹底の継続

- [ ] 認知症事前登録制度・QRコード活用の導入検討と、市民への普及啓発

- [ ] 議事録の関係者・ホームページへの掲載

- [ ] 資料(厚生労働省フォーマット)のメール送付

個人名入り資料の回収

- [ ] 次回会議での追加検討事項の整理

 



介護付き有料老人ホーム
如月
第1回
運営推進会議(地域ケア会議)について(議事録)

【 開催日 】

2025年  6月24日(火)

【 施設名 】

介護付き有料老人ホーム如月

【 時  間 】

15:00  ~16:00

【 記入者 】

原田明

 

【場所】☑当事業所

(如月2階多目的室兼相談室)

2025年度 1回目(年6回以上)

【参加者】

米子市長寿社会課
M様(利用者の家人)・M様(利用者)
原田明(如月管理者)
賀本(法人代表者兼専門的な知見を有する者)

【オブザーバー参加:弊社他事業所職員】
岩尾(睦月管理者)、浅井(生活相談員)

【欠席者】

F様(地域代表者)



【検討項目】
➊冒頭挨拶 介護施設をとりまく環境についてご説明。
 
➋活動状況報告 ポータブルトイレの使用について
ポータブルトイレ使用見直しによる成果利用者の尊厳ある生活環境の実現を目指し、ポータブルトイレの使用見直しに取り組んだ結果、ポータブルトイレに座れることは、利用者が自力で居室から通常のトイレへ移動し利用できる可能性を示すという点に着目し、最大8件あった使用事例が現在では0件となりました。 これにより以下の効果が確認されています。

臭気の改善: 居室内のこもる臭いがなくなり、他の利用者やスタッフにも好影響を与えています。
QOL(生活の質)の向上: 利用者自身がトイレに行ける達成感を持ち、日中・夜間ともに自立姿勢に繋がっています。 感染症予防: 排泄環境が改善され、衛生面でのリスクが大幅に軽減されました。
この取り組みは「できる力を生かす介護」の観点に基づき、介護スタッフによる適切な誘導や声掛けを通じて段階的に進められました。ポータブルトイレ撤去後の転倒事故は発生しておらず、カンファレンスでの安易な導入を避け、適切な誘導と声掛けにより衛生的で快適な水洗トイレ利用(ウォシュレットでの洗浄も含む)が可能であることが確認されています。
 
❸入居状況と市場トレンド
稼働率: 定員29室に対し、現在28室が入居済みです。残り1室も今週中に入居が決定しており、ほぼ満室稼働の状態です。 問い合わせ傾向: 週に3〜5件の問い合わせがあり、主に病院や老健からの紹介が常時あります。 利用者層の変化: 病的なケアを必要とする方、身寄りのない方、生活困窮者の問い合わせが増加傾向にあります。また、資料上は家族がいるものの連絡が取れないといった、家族間の相違に起因する問い合わせも増加しています。
 
➍平均介護度
5月末時点で3.38と、一般的な老人ホームと比較して高い水準にあり、介護度の高い利用者が多いことが特徴です。
 
➎研修の状況
研修体制と品質管理年間を通じた包括的な研修計画が策定されており、組織全体で品質向上とリスク管理に取り組んでいます。
役員から現場職員、新人まで、組織全体にわたる多層的な研修と委員会が月にわたり実施され、決定事項が現場に落とし込まれる体制が確立されています。

➏委員会構造
役員による第一委員会: 介護専門資格を持つ役員が毎週火曜日に開催し、対策検討や決定事項を定めます。 コンプライアンス会議(第二委員会): 月1回、管理者を交えて開催され、役員会で決定された方向性を現場の状況に合わせて具体化し、決定します。この会議内で研修も行われます。 管理者会議: 月1回開催され、事業としての収益確保や職員の処遇改善といったケース管理の重要性も研修内容に含まれます。 施設・事業所相談員研修および委員会: 感染症対策、事故発生時の対応、資質向上など、上位委員会からの指示に基づき実施されます。 現場リーダー研修: 現場の専門職である介護職員のスキル向上を目的としています。 重点研修
法的要件以上の頻度で、特に高齢者虐待防止研修を毎月実施し、虐待に繋がる小さな兆候にも対応する予防的アプローチを重視しています。
研修方法: 動画研修(感染症、アンガーマネジメント、スピーチロック、身体拘束など)や回覧(紙ベースおよび携帯電話のグループチャット)、議事録の共有などを活用し、全職員への周知徹底を図っています。
 
❼事故・ヒヤリハット報告と再発防止策

4月1日以降、市への提出義務がある重大な事故は発生していません。ヒヤリハット事例が2件報告されており、それぞれ原因分析と再発防止策が講じられていま
  • 服薬ミス 朝食後の薬を夕食後に与えてしまった事例。 原因: 薬カレンダーからの取り出し時に、名前と日付のみ確認し、服用時間(朝食後か夕食後か)の確認が不十分であったこと。マニュアルは存在したが、徹底が不足していたこと。利用者からの催促による職員の焦りや、人員不足による余裕のなさも背景要因として挙げられます。 再発防止策: 服薬手順の再徹底(名前、日付、服用時間のトリプルチェック)。 スタッフによるダブルチェックの義務化。 利用者本人による最終確認と服薬完了までの確認。 薬カレンダーの色分けなど、間違いにくい環境整備。
  • 転倒事例  車椅子使用の利用者が、座布団を取ろうと立ち上がった際にバランスを崩し転倒。 原因: 利用者が簡単なことと考えスタッフを呼ばずに自身で行動したこと。スタッフへの声かけがしにくい雰囲気や、利用者への声かけ不足。 再発防止策: スタッフが声かけしやすい雰囲気作り。利用者へのブレーキ使用や声かけの徹底指導。これらの事例から、マニュアルの整備だけでなく、その徹底と職員の教育、そして人員配置の余裕が品質管理とリスク低減に不可欠であることが認識されています。
 
意見交換
(米子市長寿社会課)
➊運営推進会議の概要地域でのネットワーク構築とサービス品質向上を目的とした運営推進会議が開催されています。目的: 地域との連携強化、サービス提供の質の向上。
参加者: 利用者、利用者家族、地域住民代表(自治会、民生委員、警察官など)、市職員、地域包括支援センター職員、ケアマネージャー、事業所職員。 開催頻度: 2ヶ月に1回(年6回以上)の開催が義務付けられています。
 参加が難しい場合でも、市または地域包括支援センターのいずれかが出席する必要がある。年度末には、開催状況と参加メンバーの報告が義務付けられています。
➋資料についての質問(夢かなシートとは)
施設運営の目標設定と技術活用 夢を叶えるシート: 管理者向けの内部目標設定ツールであり、「ヒト・モノ・カネ」の観点から職員のマネジメントや施設運営の目標を明確化し、質の高い施設運営を目指しています。
❸ヒヤリハットについて
沢山の事例を見る立場から高齢者施設という特性上、転倒は防ぎきれないと思いますが、服薬に関しては「マニュアルの作成が出来ていない」ケースと「徹底が出来ていない」二つのケースが殆どです。如月はマニュアルはあるので職員への徹底をしっかりとお願いします。
(家人様)
自分も仕事柄ヒヤリハット再発防止の大変さはよくわかる。引続きしっかり検証していただきたい。
 
その他
施設の案内(眠りスキャンの説明)
 IoTツール(眠りスキャン): 夜間の排泄パターン把握に活用されており、IoT技術を用いたデータに基づいたケアの提供と効率化が図られています。
 
次回対応予定
◎ 服薬手順の再徹底と薬カレンダーの改善
◎ スタッフが声かけしやすい雰囲気作りと利用者への声かけ徹底
◎ 人員不足解消に向けた採用活動の継続
◎ 運営推進会議の継続的な開催と年度末報告の実施